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2017年8月25日 (金)

この世界の片隅に

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・茶巾ずし
・ナスの甘辛煮
・鮭の塩焼き
・かぼちゃの煮物
・さつまいものレモン煮

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・イカ天(冷食)
・なすの甘辛煮
・ほうれん草のおひたし
・人参のたらこ和え
・きんぴらごぼう
・卵焼き

 

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・豚肉と破竹のナンプラー炒め
・塩卵
・ブロッコリーとちくわの塩炒め
・人参南蛮
・プチトマト

                                                      ※

 

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家から車で30分ほどの地域センターに旦那と映画を観に行って来ました。

滅多に一緒に行動しない夫婦ですが、戦争映画はたまに観に行きます。

しかもこの映画を観るのは2回目でして。

前売り券はその地域でしか販売していなかったので、当日30分前に余裕持って行ったつもりが、券売り場にはなんと「売り切れ」の紙が貼られていました。

「ええええええ」

愕然としてると、「立ち見でよければ」と係員の方が言ってくださったのでなんとか中に入れてもらえました。

レイトショーよりも高くてしかも立ち見。。。

でもね、それだけ観る価値はある映画ですから。

迷わず入りましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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平均年齢80歳ってとこでしょうか。

地域センターで上映ということもあって、お年を召された方ばかりです。

「お手洗いはあちらです。長いですからね、皆さん我慢せずね。」
通常とは違った、ほんわかしたアナウンスが流れて上映が始まりました。

 

ざっくりと言うと、広島から呉に嫁いだすずという少女の、戦禍の激しい中、懸命に生きていこうとする姿が描かれた映画です。

丁寧で綺麗な作画と、コトリンゴさんの歌声も優しく包み込みます。

そして何より のん こと能年玲奈さんの声が良かった!!!
ほどよい広島弁でほんわりととした語りがアニメのすずさんにぴったりでした。

あまちゃんの時とはまたひとつ違う魅力で、あー、この人天才だなと思いました。
なんで一時干されちゃったのかな。。。

 

この映画のベースになっているのはなんといっても前半に描かれている、すずのほんわかした日常生活です。癒されます。

ところどころ場内からも「くすくす」笑う声が聞こえて和やかでした。
やっぱり来て良かった。

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好きなシーンのひとつです。

食料事情が厳しい中、すずさんは野草などを摘んで創意工夫し、毎日の食事を作り出していきます。

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これは着物をリサイクルしてモンペを作るシーン。
時代こそ違えど、料理やハンドメイドに興味がある人はちょっとそそられるかも。

 

うちはぼーっとしとるけん、と自身のことを言ったり、なんも取り柄がない と言われたりしているすずさんですが、絵がとても上手ですし、かなり女子力高いです。
でも天然さんでもあるので、その抜け感がちょうど良い感じ。

 

さて、穏やかな日常生活を描いた前半にうって変わって、後半は戦火の中、色んな不幸が主人公に重なり、どん底に突き落とされて行きます。

Suzu

場内で「思い出すのう」ってつぶやかれる方もいて。
この映画の原作者や監督は戦後生まれの方々ですが
正直戦争を経験された方の目にはどう映るんだろう?と思いました。

反戦映画ともちょっと違う感じなんですよね。

 

えぐいシーン(空襲や爆弾落とされたところ等)は淡々と、短い時間で描かれています。


でも心に訴えるものは深く残るというか。。。

エンディングではどん底にいながらも生きていこうっていう希望がみえる映画なので「はだしのゲン」や「火垂るの墓」よりもちょっと救われる感じ?

や、はだしのゲンも最後は「踏まれても踏まれてもたくましい麦になる~」的な終わり方をしたと思うのですが、何しろ残虐なシーンが多くて、当時小学生だった私には「戦争は怖い、恐ろしい」という記憶しか残ってないんですよね。

ちょっと話がそれますが、社会見学で初めて平和記念館に行った時、被爆者のマネキンや写真もあまりにもリアルで怖かったのをずーっと覚えていて。
当時の感想文に「原爆を落としたアメリカが悪い」と書いたところ先生から
「悪いのはアメリカかな?戦争かな?」と一言添えてありました。

戦後生まれなのに、めちゃくちゃ右寄り発言をした小学生  笑  のことは置いといて。
でもまあ、当時あまりにも怖くて破壊的なイメージを植えつけられたので、「戦争は自分とは無縁のところでおこったもの=あー、今は平和で良かった」って脳が安易に処理しちゃってるんですよね。

戦争は悪いことだけど、なぜ戦争になったか、まではいかない。

 

この映画には「男たちの大和」や「永遠のゼロ」のような最前線で華やかに活躍する英雄は出てきません。

 

ある一人の、普通の女の子の暮らしぶりがとても丁寧に描かれていて、身近な存在に感じられることによって、我々世代にも繋がっているんだよ、戦争は決して遠い過去のことじゃないんだよということに気付かされます。

私の隣で小さな女の子が2時間近く、じーっと映画を観てました。
情報量が多いのでどこまで彼女が理解したかはわかりませんが、
ぐっと惹きつける何かはあったに違いありません。

。。。なんだか夏休みの読書感想文みたいになっちゃいましたが。^^

9月になったらDVDレンタル開始します。

是非世代問わず、色んな方に観ていただきたい映画です。

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コメント

おひさしぶりです。

はだしのゲンは、小学生のときに一生分読んだし、火垂るの墓は1回で胃袋を絞り出される感じになって、もう見れない。
この映画はどうかなあ、と思いながら時は過ぎ・・・

菜さくらさんが書いてくれたこの映画の説明で、これはやっぱり見ておきたいなあと思います。
WOWOWで放送されるのを待ちます。

投稿: Heaven | 2017年8月25日 (金) 15時30分

へぶんさんこんばんは。


ねー、一生分読んじゃいましたよねー 笑
ゲン先生は小学校の図書室で全巻揃ってるのを見たことないくらい人気でした。なんかね、怖いもの見たさからだったのか、単にみんな漫画に飢えてたのか。。。^^

この世界の~が放送されるようになったら、字幕つきで観るといいですよ。
時代背景もわかるし、方言が聞き取りやすかったりするんで。
ぜひぜひ~^^

投稿: 菜さくら | 2017年8月25日 (金) 23時14分

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