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2015年5月11日 (月)

山菜弁当と映画「イミテーションゲーム」

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・山菜(筍 わらび まいたけ)の炊き込みご飯
・かぼちゃのハーブソテー
・山芋の磯辺焼き
・ちくわのピリ辛焼き
・にんじんのマヨマスタード和え
・だしまき

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・ししゃものしそフライ
・ふきのとうのてんぷら
・かぼちゃのソテー
・揚げ人参の三杯酢
・だしまき
・プチトマト レタス

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・まいたけとタラの芽のてんぷら
・筍の山椒焼き
・きゅうりとしらすの三杯酢
・素焼きかぼちゃ
・ソーセージ

 

いただきものの山菜が大活躍した週でありました。
自然の恵みと職場のおっちゃん達に感謝。

 

                      ✿

さて。ゴールデンウィークは面白そうな映画が目白押しでした。
「バードマン」「ジヌよさらば」「ビリギャル」
観たい映画は沢山ありましたが、上映スケジュールの関係で「イミテーションゲーム」を観てきました。
長くなるのでいったんたたみます。

Imitationgame_large1

 

変人。孤高の天才。カンバーバッチにこういう役を演じさせたら右に出るものはいないくらいうまい。
天才学者を演じる天才役者であります。

 

 

 

 

イミテーションゲームとは一言で言うと世界大戦中、ものすっごく難解な暗号機を解読した天才数学者の物語です。

 

一見小難しそうですがミステリー調でテンポがいい映画なので数学が苦手な私でもすーっと入っていけました。

 

主人公アランチューリングは実在した人物で、天才だけど高慢で協調性のない変人だったらしいです。
偉人映画にはありがちな要素ですよね。

井筒監督は「(暗号解読に関しての描写は)どうなってんのか文系人間にはようわからん。実際のアランは自分のマグカップにくさりをつけてて、花粉症を防ぐためにガスマスクしてて相当な変人やで。そこをもっと描かんかい!」
と酷評してますケド。 映画では変人ながらもどこか憎めない天才、って感じでしたから多少美化されてる部分があるのかもしれませんね。

 

どこまでが脚色なのかわかりませんが映画を見始めると「この人アスペルガーなのでは?」と思わせるような会話がところどころ出てきたのでそういう目線で見るとまた違ったヒューマンドラマに見えてきました。

 

「俺たちランチに行くよ」と同僚達に誘われても、それがなにか?とそっけなく返事し、「誰か腹減ってるやつはいるか?」と聞かれて初めて「スープくれ」と答えるアランに仲間達は苦笑いするという印象的なシーンがありました。
普通は「ランチに行くから君も行かない?」と解釈するけど彼は行間が読めないんです。

 

少年期にはにんじんとグリンピースが一つの皿に交じるのが嫌で「オレンジとグリーンは別々にしないと。。。」とぶつぶつ必死にわけているシーンがあり、彼ならではのこだわりが露呈されました。そういう生きにくい彼ですからクラスメイトからはこっぴどくいじめられてました。

 

 

すみません、映画のセリフはすべてうろ覚えなので若干の違いは許してください。

 

調べてみるとやはりそういう性質だったみたいです。

容赦なく人を傷つけることもあるけど決して人嫌いでなく、人を理解して愛するにはあまりにも不器用な人だったのかもしれません。
これは少年の頃の初恋エピソード(相手は♂)が関係してくるのですが長くなるので割愛します。

 

 

 

まあアスペルガー云々抜きにしても、悲話は悲話なのですよ。(この時代その分野の研究はまだされてませんでした)
彼はイギリスを勝利に導いた英雄にも関わらず、冷戦時代に入ると政府によって過去の偉業を抹消され、人格までも歪められ自殺に追い込まれました。
当時タブーだった同性愛者であったことも拍車をかけたのかもしれません。

ホモはいかん、と去勢までさせられてたもの。アイデンティティー破壊されちゃってそりゃ生きる楽しみもなくなりますよ。

ここらへんの詳しい背景はコチラ で。「天才は幸せになれるのか」あたりに書かれてます。

 

 

 

後半に憔悴しきったアランがかつての同僚でもあった元婚約者(♀)に「君は仕事も結婚も手に入れたね。」と言うシーンがありました。
「ふつう」の幸せを手にした彼女を祝福しながらも羨ましかったのではないかと思います。

 

凡人からしてみると「研究者としては大絶賛されているから幸せじゃないか」と思うところはあるけどどうなんでしょうね。

「ふつう」でないことのつらさは本人にしかわからないでしょう。


 

 

「わたしはモンスターか?英雄か?」

とテロップが流れますがこの他に

「わたしは機械か人間か?」と聞いているシーンがあります。

英雄である前に人間だよ!と言ってあげたいです。

時代が悪かった。
時代が彼の能力に追いつけなかった。
彼は現代のコンピュータの基盤を作った偉人のひとりと言われてますが、皮肉にもその偉業が讃えられたのは死後ずっとずっと先の話です。
余談ですが、彼は青酸カリをぬったりんごをかじって自殺しています。
アップル社のロゴはそこからきているとも言われてます。

何とも言えない余韻を残した映画でした。

 

 

 

さてさて。来月は天才ドラマーと鬼センセとのおはなし「セッション」がやってきます。
これまた近所ではやってないんですけどなんとしてでも観に行きたい!

実は予告のクライマックスシーンでかかった「キャラバン」に反応しました。
キャラバンというと大ちゃんがエキシビションで使用した曲。。。(´▽`)
そんな不純な理由です。 ()

viuさん情報によるとスパルタすぎて考えさせられる部分もあるみたいですが、臨場感あってジャズは素晴らしいみたいですよ。
キャラバンもねえ、クセになるジャズナンバーなんですよ。

私もサントラ版買おうかな♪

 

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