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2009年9月14日 (月)

元宋に酔う

Photo_2


小さいころから美術館というものが苦手です。
特に抽象画なんてよっぽど琴線に触れたものじゃないと立ち止まって見ないし
例え気に入ったとしても説明書きの字を追うだけで疲れてしまって
途中からぐだぐだ~のどろんどろん。
絵で悪酔いしちゃうんですね。

中学生の時に文化系女子からのお誘いでとある美術展に行ったものの
途中歩きながら寝そうになりました。というかほんとに寝てました。
静かなところでじっとしているのが苦手だったのかもしれません。

それでも学生時代は沢山足を運んでましたが
絵そのものを鑑賞する、というよりは
「美術をたしなむ高尚なアタシ」に酔っていたという感じでしょうか。

そんなアタシがですがこの年になってとてもお気に入りの美術館を見つけました。
「奥田元宋・小由女美術館」です。
TOP画像は美術館の中の休憩所です。

先週末も家族で行って来ましたが
なんと偶然satomiさんも同じ日に行ってたみたいで^^
サブ会場の「木彫り展」がどうしても見たくなくて
チケ売り場で引き返したみたいです。(笑)
その先には菜さくら一家がいたかもしれないのに。。。(すごい上から目線)

気に入った理由は3つありまして。

①日本で一番月が美しく見える美術館である
②元宋さんの絵がとにかく好き
③近くにオサレなCAFEやパン屋さんや雑貨屋や大きな公園、ワイナリー(ココ大事)がそばにある

あと受付のオネーチャンが優しくてかわいいこととか。

まず、その月が拝める東のロビー。外の池にはたっぷりの水が張られています。
Dsc_1947

ガラス越しに月の出が観賞できるよう設計されていて
これは元宋さんの作品《待月》を再現するように創られているみたいです。
で、満月の夜には

Photo

池の水面にも月影も映り、とても幻想的です。
そしてこの景色を見ながら無料コンサートを聴くことができるという。。。
美術館のはからいで夜の9時まで開館しているそうです。
粋だと思いませんか?
(注:この満月の写真は美術館の了承を得て絵葉書をとり込んだものです。)

そして何よりも素晴らしいのが元宋さんの絵です。
残念ながら美術館での撮影は禁止されているので
思いを伝えることがとても難しいのですがあえて言わせていただきます。
ほんとに感動します。陶酔します。悪酔いではなく陶酔。
特に好きなのは「秋岳懸泉
と「夕照」ですが、どちらも2m近くあって圧巻です。

「元宋の赤」とよくいわれますが「紅葉」の赤がすごく素敵で深いんです。
光と影の部分が混じりあって奥行きを感じるというか。なんかリアルなんですよ。
実際にすごく綺麗な写真を見てる感じ。
「夕照」なんて4分の1が影なんです。
カメラで構えたら思わず手前にレフ板をおきたくなるような。(ちょっと違う)
でもこの影でより紅葉に深みがましてる気がします。
なんか文章が野暮ですね。このへんにしておこう。
なかなか実際の絵がないと説明しにくいです。


自然の中に溶け込んだ「奥田元宋・小由女美術館」は
「美術館は苦手」という方でも「美術館」という意識を持たずに十分楽しんで鑑賞できるところだと思います。
中秋の満月にまたコンサートがあるらしいんですがぜひとも両親を連れて行ってみたいです。


さて、お気に入りポイント3のワイナリーとは

Photo_3


道路はさんで真向かいにある三次ワイナリーのことでした。

Photo_4


ここの魅力は沢山のワインが試飲できること♥
決してお酒が強いわけじゃありませんが
アタシだけがたんまり浴びて帰ってきました。

Photo_5

ここもおすすめですよ。


私信 satomiさん、ぶどうソフトはフツーの味でした。(爆
    あと、関係ないですがうちの旦那は木彫り展にくいついて
なかなか戻ってきませんでした。^^


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